【質問1】
書面による説明書はありますか?
【回答1】
本製品には書面による商品説明書は御座いません。
商品ラベルに御座いますQRコードから商品WEBページにアクセス頂き、ご確認頂く形となります。
※当店では環境問題を考慮したペーパーレス化を目指しており、現在、オリジン脱脂シャンプーやPM-LIGHT、タイヤクリーナー、QUIN等がQRコードタイプとなっており今後他の製品の変更も予定しております。
また、DIYユーザー様にもご使用頂ける製品では御座いますが、基本的にPRO用製品で御座いますことから、ご使用に際しましては文章が多くはなりますが、商品ページをよく読み、ご理解の上でご使用下さいますようお願い申しあげます。
【質問2】
このコーティング剤は他社製品のベースコーティング剤のオーバーコーティング剤として使用することは出来ますか?
【回答2】
基本的に他社様の製品との相性は保証しておらず、当店のベースコーティング剤に合わせてセッティングをとっておりますが、当店の検証では多くのベースコーティング剤と掛け合わせてご使用頂くことが可能となりますので、是非様々なベースコーティング剤のオーバーコート剤としてご活用頂ければと思います。
※必ず目立たない箇所にてマッチングテストを行った上でご使用下さい。また、不安な場合はベースコーティング剤メーカー様にご確認を御願い申し上げます。
【回答3】
このコーティング剤はオールマイティ性能を追求していると書いてあるけど、これまでのGANBASS製品のオールマイティなオーバーコーティング剤はHAZEだったと思うんだけどこのコーティング剤はHAZEと何が違うの?
【質問3】
先に回答を言ってしまえばまったくの別物となりますが、コンセプトが似ている&値段だけ見れば同じ容量で値段が高いから高級品!!
こう思われてしまうかもしれませんが、コーティング剤の良し悪しは施工する塗装状態によって異なりますので高級品だからといってベストになる訳では御座いません。
では、何が違うかと申しますと商品ページにも記載をさせて頂いております通り、本製品はメンテナンスとの連動性と言う当店の最大コンセプトを別の角度から考えて作った製品となりますので同じオールマイティと言うベクトルだとしてもそこにたどり着くアプローチ方法が全く異なります。
※成分も全く異なります。
具体的に申し上げますと、商品説明の通り成分残留性や油性スケール対策、そして皮膜積み上げ性能、そしてコスト等のように沢山御座いますが、特徴的な性能の違いとして言えば例外も御座いますがこうなります。
①HAZEはREBOOTによって落ちにくいコーティング剤。
②本製品であるZELLはREBOOTによって一部落ちる成分があるコーティング剤。
このセッティングの違いの通り、どちらも明確な意図があり使いどころが全く異なります。
この事から、仮にどちらが塗装にとってベストなのか?
こう問われた場合。
当たり前ですが施工する塗装状況や求める結果で異なります。
ただし、結果等は抜きにしてどちらが高性能であるのか?
こう問われた場合。
それは本製品であるZELLの方が機能性に長けているのでHAZEより高性能であると言えてしまいますが、何度も申し上げるとおり、『その塗装にとってのベストなコーティング剤とはケースバイケースで異なります』ので、単純に高性能だからと言ってベターになることはあってもベストになる訳ではありませんので基本は目指す目的やマッチング合わせを規準に各種コーティング剤を使い分けて頂ければ幸いで御座います。
(備考)
その他、耐久性で言えばHAZEより本製品であるZELLの方が高くなります。
ただし、本製品であるZELLはコストを気にしないで作っている高級品である事から、コストパフォーマンスの面においてはHAZEの方が高くなります。
【質問4】
マッチング合わせとは何ですか?
【回答4】
人の肌で行われるパッチテストと同じとなり、車の塗装も仮に同じ年式、同じ車種、同じカラーだと致しましても、塗装の個体差、そして各種車両の保管状況や使用状況、特にメンテナンス方法や質によって雲泥の差が生まれます。
要するにお客様の塗装とはお客様だけの塗装であり同じ塗装は2つのありません。
ですので、これも人のお薬と同じとなりますが、その2つとない塗装にどのような薬が副作用なく使うことが出来るのか?
これを見極めることがマッチング合わせと言います。
因みに、塗装を守る為のコーティング剤と言う存在ですら弱った塗装には毒になってしまう事も御座います。
※子供やお年寄りにはリスクが高いけど健康で若い人なら使える薬と同じです。
※当店製品はどのような塗装でも出来るだけ施工出来るように作られておりますが、残念な事に全ての塗装に使えるコーティング剤は当店の製品限らず、世の中に存在しないのが現状となりますので、事前のマッチングテスト無くして100%安全に施工出来る保障を得ることは難しくなります。
目立たない箇所で安全に使用出来るのか確認。
そして使用出来るのであれば何回施工で正しく性能が発揮されるのか等。
※塗装状態によっては複数回塗りこまないと性能が発揮出来ない場合が御座います。
人と同じように確認することが非常に大事であり、カーディテイルのように塗装に触ることが出来る回数がある程度決まっているような世界の場合、重要なファクターとなります。
※詳しくは洗車マニュアルに記載が御座いますので本気で塗装を保護したい、ハイレベルに維持したい思う場合、ご購入されることをお勧め致します。
【質問5】
どんな下地処理をしたら良いですか?
【回答5】
各種状況によって異なりますので、一概に100%とは言えませんが、REBOOT、PM-LIGHT、オリジン脱脂シャンプーでの下地処理は必須と思って頂いたほうが宜しいかと思います。
※当店も含め、国内外最高レベルのPROは全て上記メンテナンス剤を例外等を抜かし基本作業範囲であれば必ず使います。
※傷を入れない洗車も本来必須となりますので、ハイレベルで塗装を保護したいと思う場合、洗車マニュアルとスクラッチレスクロスは必須となります。
また、他社コーティング剤をベースに使われている場合、詳しくは下記記事の項目2をご確認下さい。
www.ganbass-freestyle-blog.com
【質問6】
商品ページに下地処理をしないでコーティング施工を重ねると皮膜が剥がれるような現象になることがあると書かれているけど、もしこのような状態になったらどうしたらいいの?
【回答6】
本製品は高い成分残留性と高い皮膜蓄積性能が御座いますことから、下地処理を行わない状態(汚れを巻き込んでいる状態)だとこのように皮膜が剥がれるような現象が起こることがあります。
※この現象自体が直接的に塗装へダメージが入ることは御座いません。
仮にこのような現象が起きた場合、REBOOT、もしくはREBOOT-PROをご使用頂ければリセットが可能となります。
ただし、リセット出来るのはあくまで再表面であったり剥がれるような状態の箇所に限りますので、一番最下層まで落とす事は出来ません。
※これを落とす場合は基本的にPM-LIGHTやGBS-A等となります。
【質問7】
オーバーコーティング剤と硬化系コーティング剤の隙間を埋めると言う同じコンセプトのQUINオーバーコーティング剤との違いは何ですか?
【回答7】
QUINとZELLは同ジャンルでは御座いますが、水と油と言えるほどまったくもって別物となりますので比較要素がまったく御座いません。
商品説明記載の通り、QUINは短期保護に特化したコーティング剤となり、本製品であるZELLに関しましては中期間保護を目的としたコーティング剤となります。
※短期スパンでのメンテナンスの場合であればQUINの方が保護力は高くなります。
※ベースに本製品を入れた後にQUINを入れると言うパターンも御座います。
因みに、コストを一切気にしない!!
そう考えるユーザー様であれば、惜しみなくその塗装に対してベストなコーティング剤をご使用頂ければ問題御座いませんが、仮にコストを気にされる方であったり、既に当店の製品であるBP-MIXやHAZEをメインで使用されている方であればスポット的に次世代オーバーコートを使用する等がお勧めです。
例えば、基本ベースをBP-MIXやHAZEを施工している場合、通常のスケール被害が強い箇所に関してはスポット的にQUINを施工し、タイヤ周辺のように油分が多く飛んでくるような箇所や油性スケールが多い箇所等に関しては油性汚れに強い本製品であるZELLを施工する等。
上手く取り入れて頂く事も可能ですので是非ご活用下さい☆
【質問8】
GANBASSさんには沢山のコーティング剤があるけど何が一番いいのかな?
【回答8】
何度も何度も同じご回答で申し訳御座いません。
お伝えの通り、その塗装にとってのベストなコーティング剤とはその塗装状態やオーナー様の目指す目的によって異なりますので何ともお伝えが難しくなります。
しかしながら、性能と言う分かりやすいところで例をあげるとするのであれば。。。
傷を抑制したり、艶を優先するのであればBP-MIXを超えるコーティング剤は御座いません。
そして、マメに洗車もメンテナンスも行う洗車マニアの方であればQUINがもっともベストな選択になる比率が高くなりますし、コストも安く教科書通りのトータルバランスを考えるならHAZE!
洗車の延長線上で水滴があるパターンでの高性能を追求したいのであればSPHERE!
更に奇跡の成分全部入りと言うマニュアル購入者様専用品であるPash!
そしてこの記事を書いている(2019年10月23日)現在ではまだ販売しておりませんが、12月若しくは来年1月に販売予定である低密度塗装専用オーバーコーティング剤であるreload!
少しこの件に関して掘り下げますと、基本的に同じ車だとしても、TOP面と下回りでは塗装状態は異なります。
※バンパー等は言うまでもなく別物ですよね☆
この事からハイレベルなPROの世界ではお客様の実際の塗装状態や、お客様からヒアリングした結果を元に、車体の各パネルによってコーティング剤を塗り分けますので車体の全てに同じコーティング剤を施すことは基本的にありません。
※一般的なPRO施工店であれば車体全体1種類のコーティング剤施工が普通となります。
ですので、ベースで言えば低密度箇所には密度UPのベースを入れた後にその箇所に合ったベースを入れるのは勿論のこと、油分ダメージが強い箇所、スケールダメージが強い、人が触る比率が高い箇所だから傷抑制等々。
各パネルによった適材適所でコーティング剤を使い分けます。
そしてこれはオーバーコーティング剤も同様です。
特にオーバーコーティング剤と言うカテゴリは、【塗装もコーティング皮膜もメンテナンス無くしては維持が出来ない】と言う大前提を支える最表面の存在で御座います事から、基本的にメンテナンス効率UPを図る事が一番のオーバーコーティング剤の存在理由となりますので場合によってはベースコーティング剤より細かいセレクトが求められることがあります。
適材適所のコーティング剤セレクトは初心者の方ですとどうしても難しく感じてしまわれたりもしますが、先ずは上記記載の通り商品の性能だけでもある程度は判断出来ます。
そしてオーバーコーティング剤は実際のマッチングテストやメンテナンス時の経過観察での調整や重ね、そしてリコート等を含めれば沢山の選択肢が御座いますので是非ともご自身の塗装にとってのオンリーワンを見つけて頂ければ幸いで御座います。
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