皆さんこんにちは☆
今回は久しぶりと申しますか、先日に会員ブログで書かせて頂きました内容に関して、グラフェン絡みであることから、一部内容を変更して転写致します☆
※今回大事なことになりますので特例で転写致します。
※会員ブログとなっておりますので、言葉使いが多少ラフな感じになっております。大変申し訳御座いません。
【会員ブログ7月21日の記事】
暑い中、皆さんは如何お過ごしでしょうか?
今年は夏が何時もより2週間程度早い到来とのことですがあまりの暑さに、夏好きの私も流石に堪えている状態です。。。←ただの老化。
皆様も熱中症にはお気をつけ下さい。
さて、先日発売をさせて頂きましたグラフェンコーティング剤ですが、既にご到着しているお客様より続々とレビューのご連絡を頂いており嬉しい限りで御座います。
そして、予想の通り。。。
多くの方が使用方法の【艶重視のサンドイッチ施工】にチャレンジ頂いたようで多くの高い艶への驚きの声のメールを頂いており嬉しい限りで御座います。
※やり方が難しいと感じた方もいらっしゃったそうですが慣れれば簡単です☆
実際、セッティング決まったサンドイッチ施工の艶は中々の限界突破かと思います☆
しかしながらグラフェン。。。
これまで弊社にはグラフェンを出さないの?早く出してほしい!
等々。
数多くのお問い合わせがあったにも関わらず販売をしなかった理由としては、以前のブログの通り、繰り返しになりますが『グラフェンに対して問題点や疑問点があまりに多く。販売したくても出来る状態ではなかった』のがリアルでした。
一部分だけですが、具体的にグラフェンの問題点のお話をしますと、昨今の基本となるグラフェンの場合、溶剤ベースで硬化系と同カテゴリにも関わらず、グラフェンは意外と水を透過させてしまう&厚塗りが出来ないので保護皮膜としては不十分と言うか中途半端であり、負ってしまうリスクの割にリターンがかなり少ないと言う。。。
結果として、これだったら最初からより高性能な硬化系施工したほうが普通によくないか??と。。。
それでも最先端素材との名前に押されて国内外で大人気!
正直なお話、ここだけのオフレコとして、私達本物のカーディテイルの職人の中ではグラフェン=・・・の代名詞であり、皆が皆、試したけど宣伝通りの結果にならなかったとのことで皆さん口を閉じていたこれまでの経緯。。。
グラフェンはここまで世界的に広まっているのにも関わらず、現場のリアルにまったく合致しないと言う。。。
ある意味でここまでの肩透かしもC8代案の時と同じレベルのガッカリビックリだったのが私達の本音でした。
ですので、当時からサンプルワークを手伝って頂いていた同業の方々からしたら『えっ?GANBASSグラフェンだすの?』
と驚かれたかと思います(笑)
そりゃそうですよね!
単体でも駄目、掛け合わせでもバインダーとの相性最悪のグラフェンですから!
半エマルション方法を見つけることが出来ないのであれば、同時に単体施工でのあまりの施工性の悪さも改善出来ないのであれば、そしてグラフェンの○○特性等を加味しないのであれば販売しなかったと思います。
今回、溶剤濃度や成分量を調整し、単体でも斑無く!拭き取りやすくセッティングを行う単体施工でのブラッシュアップ!
そして、本丸として、○○特性があるからこそ半エマルションやサンドイッチ施工による【艶系強化での唯一の活路!】
要するに。。。
【半エマルションやサンドイッチ施工の艶重視以外の使い用途が無かったのが正直なお話】であり、仮にグラフェン効果をお手軽にそして低リスクに感じるのであればグラフェンシャンプーやグラフェンワックス止まりがベストであるとの現時点での1つの見解でも御座います。
また、24メートルプールに1滴等の添加量になるような世界にはならないものの、あまりにも配合量の調整が微妙で、これだったらグラフェンと言う名前で製品を売っているだけになってしまうのも含め、製品化と言う部分に関しては下手な混合物にするよりも、シンプルな成分構成で製作した方が良いとのことで今回に至ります。
当然ですが、今も他の方向性が無いか他成分との掛け合わせの検証を行っており、一定の効果も出ているものの、DIY販売になるとどうしても高い撥水じゃないと売れないような傾向があり。。。
※因みにあくまで溶剤ベースのお話ですので他のグラフェンはまた。。。別のお話です。
完全玄人系の製品にどこまで会社がコストを許してくれるのか?
グラフェン効果を出していく場合、どうしても撥水性能とはトレードオフの関係になってしまう方向性になってしまうので使い所を明確にしないとお客様に分かりにくくなってしまうと思います。
そのあたりの問題も多少考えながら色々と行っております。
グラフェンは今回の溶剤ベース以外にも水系や硬化系も現在やっておりますが、硬化系に関しましては既に完成しておりますので、イレギュラーが無ければ秋の硬化系コーティング剤施工時期迄には販売を予定しております。
※2023年12月現在まだ未発売となり、来春頃に発売延期となっております。
その他、弊社では日々新しいコーティング剤の模索をしており、現在も新しいオーバーコーティング剤を様々な種類でやっておりますが。。。
本日3回目の【正直なお話】を出すと。。。
トータルバランスで言えばHAZEやZELLを大きく越えることは非常に壁が高く、オーバーコーティング剤の本来の役割と言う部分で言えば、世界広しと言えども様々な製品と比較してきた中でとびきりです。
※溶剤ベースではないことも最大の特徴!←溶剤ベースにしてしまう時点で諸刃になるのでパーフェクトケアから路線が外れてしまうので、仮に乾式の溶剤ベースを取り入れるにしても基本ベースにしないで場面に合わせたスポット施工や施工回数を決めておくことがオススメ。
また、艶と滑り性ではBP-MIXを越えるのもなかなか容易ではなく、更に汚れの固着のし難さで言えば、BP-MIXとBP-MIX専用ベースであるSURFIXERのコラボを越えることは当面は無理と言えます。
要するに既存の製品が優秀すぎて、上記でC8のお話をしましたが、今後何かに突出させるには何かとトレードオフの関係になる部分が少なからず出て来ます。
※出来ない訳ではないのですが、色々と現実的な問題が多々あります。←ただし、7月27日に会員ブログの例外も御座います。
とは言っても、弊社のコンセプトは永遠に変わりませんので今後の方向性としてトレードオフをよりハッキリさせるようなセッティングになったとしても根底は常に変わりません。
何故なら【塗装を守る方法は既に決まっている】からです。
塗装の事を何も知らないPROがあまりに増えてしまい、中には【洗車やカーディテイルに正しい答えは無い!等と言い訳の選択肢】を世に説いてしまっておりますが、塗装保護にコミットすることをカーディテイルと言うのであれば、カーディテイルは人の個性とは違うのです。
樹脂と言う変わらない材質を自然、対人相手から守る戦いとなるカーディテイルには【有無を言わさない確定的で決まっている保護方法が既にあるのです】。
※そのゴールにたどり着くプロセスも全て細かく、既に決まっておりますので他が入り込む余地がありません。
繰り返しとなりますが、最終的にたどり着く手法!そして成分は決まっているのです。
だからこそ最終的に弊社が完成系の理想とするコーティング剤もおのずと決まっており。。。
※メンテナンスに関しては弊社メインメンテナンス剤により、基本は既に完成しております。←一部やり残しがありますが、それは細分化の世界。
製品完成迄に色々と壁もあるのですが、遅かれ早かれ必ず発売に漕ぎ着けます。
そして名前は。。。
終わりに相応しい。。。
ファイナルコート!
※FINALFILLERと言う名前で2023年9月に販売。
にはしませんが、終わりの鐘を鳴らすような製品名にしたいと思っております。
カーディテイル職人になってどれだけ長い年月が流れたか。。。
その集大成のコーティング剤!
何時か完成出来たらと思っております!
そして、何時か日本のカーディテイラー全員にちゃんとしたカーディテイルの基本を伝えたいのです!
少なくとも直近20年では常に同じ事を言い続けている私ではありますが、なかなか基本が伝わらないのが本当に歯がゆいです(汗)
弊社はSNSやっていないので自業自得ではありますが本当に伝わり難い(汗)
何度私が伝えても研磨剤配合、実質的に研磨剤と変わらない成分(メーカー毎で書き方の表現が異なる)のメンテナンス剤を平気で使う。
※塗装は簡単にボロボロになります。
溶剤ベースと言っても溶剤濃度でも変わりますが、原則溶剤ベースは乱発するものでは無いと何度も何度も間違えであることを私が伝えても溶剤ベースを基本としてしまう。
※基本HAZE等の水性ベースにしなくてはなりません。
仮に溶剤を使用したコーティング剤であるのであれば、それだけのリスクに見合った効果が無くてはなりません。
※この溶剤系の定義もまた複雑なので。。。
カーディテイルは現場をやらないで語れる世界ではありません。
机上の空論、単一方向からの見方ではあまりに足りなすぎるどころか、野外での正しい塗装の見方すら知らない方が大半なこの日本のカーディテイルの現実。。。
新車や程度のよい車だけやっているのでは見えないことがあまりに多い!
ちょこっとかじった程度で見える世界でもありません。
大赤字でも未だに弊社が二束三文で解体屋さんからの磨き依頼を受けているにはそれなりの理由があるのです。
全く結果が変わりますから!
これまで製品完成最終段階で低密度塗装に施工して何度やり直しを繰り返したか。。。
本当に知識ないPROがあまりに増えた+SNSの恩恵により勘違いされたユーザー様があまりに多く、恐らくこの流れは今後も止まらないのかと思いますしそれをある程度で受け入れなくてはなりませんがこの様な世界には全くもってテクノロジーを感じることがありません。。。
大切なのは知識と現場のトライアンドエラーで組み立てられた世界であり、ニワカ知識で組み立てられた世界ではないのです。
余談となりますが、先月に名古屋にて開催された【人とくるまのテクノロジー展】にお付き合いがある企業各社が出ているので行ってきました。
一言で言えば。。。
流石に今更それは?と思うケースもありますが、逆に半端ではない技術の企業まで様々ではあるものの確実にテクノロジー自体は進化をしている。
しかしながらカーディテイルの世界の大部分はどうしてもエンドユーザー様が直接的に触り、扱う製品だからこそ、初見の主観が大事になる。
だからこそ見て欲しい技術的な部分よりも表面的な部分に流れる傾向にあり、そしてその方向性では必ずと言って良いほど強烈で誇張なキャッチコピーが存在し、本質よりもイメージが先行してしまう。。。
分かりやすく言えばメンテナンスとの連動性よりも一過性の艶と撥水に捕らわれてしまう。
繰り返しとなりますが、塗装と言う材質に対して出来る事と出来ないことは明確に決まっているからこそ、先ずは塗装と言う材質特性を正しく知らなくてはなりません。
いい加減【不可能なことを可能かのように宣伝する世界から脱却しないとならない!しっかりとした技術革新が必要である】と本気で感じました。
カーディテイル業界はいったい何時まで塗装のダメージとトレードオフの関係を続けるつもりなのか。。。
私は洗車マニュアルを最初に販売した2006年から。。。
ずっとこれを唱え続けおりますが。。。
何度も何度も業界は同じことの繰り返し、そして弊社に日々沢山のご相談がきます。
一切の自己再生をしない塗装材質において、何度研磨剤や研磨剤に準ずるメンテナンス剤を使っては駄目だと言ったことか。。。
何度、溶剤ベースの乱発、塗装に触る回数が増えるコーティング剤を基本ベースで組み立てない方が良いと伝えたか。。。
繰り返しとなりますが、私のSNS嫌いから来る怠慢により、どんなにお伝えしてもSNSパワーで負けてしまい。。。
挙げ句には、仮にその弊社の発信力が負けたその流れだとしても、カーディテイルの本質は弊社の唱えるそれその物だからこそ、それに気が付いてくれたユーザー様がその問題点の修正として同時に弊社製品が売れるこのループ。。。
本当に嫌でなりません。
※最終的にカーディテイルの基本を理解できたから万事OKにはなりません。何故なら塗装とは一発勝負の世界で、後から何をしても限界ラインがあるからです。←最初から正しい知識で塗装に触らないとなりません。
そんな流れの中で生まれる調和など、本気でいらないのですよ弊社としては。。。
そしてこれを打破する為に今年は色々なことの決断をせまられております。
ちゃんとやっているところで○○使っているとか、△△でメンテナンスしているとか、本当に聞かない&あり得ないですし、そんなケアしていたらブラックブースのスポット照明下等での納車出来ません=永遠の納車が出来ません。。。
半端ではないSNSパワー!!
そして完全なる私共の力不足!!
※むしろこれが一番と言える問題です。我ながら本当に情けない!
発信した数が正解になってしまう世界とも言っても過言ではありません。
それでも有り難いことに日々確実にちゃんとした知識を身につけ理解されているユーザー様が増えているのも事実です。
弊社は弊社にしか出来ないことが沢山ありますので地道に続けていくのみ!!
と言うことで、ぼちぼち業界の問題点はこの辺りにして、お知らせのお話に移らせて頂きます。
※業界の問題点まだまだ多すぎて書く事が不可能なレベルです。
以上が先日に書かせて頂きました会員ブログとなります。
さて。。。
今回、何故、会員ブログの転写を行ったかと申しますと、グラフェンを販売したことによって、少なからずこれまでよりもコーティング剤のリスクに関しての説明を更に別角度から行わなくてはならない必要性が生まれ、同時にこれまでグラフェンに対して、現場職人のリアルな声としてアンチテーゼを持っていた弊社だからこそ、リアルな意見、そしてリアルな現場の結果から導き出されるグラフェンの活用方法を今回の製品販売でご提案をさせて頂く必要が御座いました。
そして、これは既に止める事が出来ない&何度も繰り返しのお伝えとなりますが、完全なる私共の力不足により、【本気で塗装を保護する方向性をカーディテイルの基本】と考える場合。
残念なことに現在のカーディテイルでの多くのケースが間違った方向になっております。
当然、塗装がどうなったとしてもカーディテイルを楽しめればOKと言う世界であれば弊社の話は戯れ言として流して頂いて全く問題御座いませんが、正しい知識をつけることで、カーディテイルと言う本来であれば非常に奥深い世界を、2Dの世界ではなく3D、そして4Dの世界で見て、理解し、そして楽しんで頂けると私は思っているのです。
その上で、最終的に何処の世界線に行き着くか?2Dの世界で見るのか3D、4Dの世界で見るのか?
この部分に関しては各種オーナー様がご自由にお選びになって頂ければOKではあるのですが、少なからず基本となるスタートラインだけはご理解頂けなければ、一切の自己再生を行わない塗装と言う材質は取り返しのつかないことになってしまいます。
繰り返しとなりますが、ご自身の愛車との2度と元に戻せないたった1度だけのカーディテイルの世界をどの様に楽しむか?
当たり前では御座いますがこれはお車のオーナーの自由では御座いますし、ワックスカテゴリで書かせて頂いた通り、例え愛車が傷だらけになったとしても、日曜日に子供と一緒にワックスをヌリヌリする思い出にこそ全ての価値が生まれることも御座いますのでその意味で言えばお車のオーナー様にとってのカーディテイルの世界は様々です。
しかしながら、弊社の唱えるカーディテイルの世界とは、単純にお車の塗装を何の他意もなく素直に綺麗を維持したいと考えた場合の行き着く答えになるのです。
※単純に病気にならない予防習慣と病気になったら必ず完治させる。これにコミットしているのが弊社であり、この部分に楽しさや邪念は一切入れておりません。
大変なる手前勝手と解釈されてしまうかもしれませんが、その何の曇りもなく塗装を綺麗にしたいと思う気持ちを形にすることが弊社の基本となるスタートラインとして掲げさせて頂いております。
その上で先ずはご自身の塗装特性を知るスタートラインに立つこと。
- 正しい塗装の触り方を知る!
- 正しいメンテナンス方法を知る!
- 正しいコーティング剤施工方法を知る!
- そしてその結果から理解出来る個々の塗装特性を知る!
これを知ることでカーディテイルの世界はより立体的に見る事が出来るので更にカーディテイルを楽しむことが可能となります☆
文字ばかりで分かりにくい弊社の各種説明では御座いますが是非基本として覚えて頂ければ幸いで御座います。
また、現在お問い合わせが大変混み合っております為、ご返信迄平均1ヶ月程度お時間を頂く事になってしまいますが、分からないことはお問い合わせ頂ければ幸いで御座います。
今回は以上となりますが、昨今、もう2名では返信が出来ないほどあまりに多くのご相談が重なっておりますことから。
グラフェンコーティングの販売も御座いましたことから、今一度基本のお話をコーティング剤の角度からお伝えをさせて頂きました。
是非ご確認頂ければ幸いで御座います。
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