コーティング、研磨、洗車の達人!GANBASS店長セカンドブログ!

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【警笛】やってはいけない下地処理&メンテナンス【その1】

こんばんは☆

 

今回はご要望が御座いましたことと合わせ、昨今弊社に急増しているお問い合わせの状態を鑑みた結果、2月22日に書いた会員ブログの内容を簡潔にまとめたQ&Aを記載させて頂きます。

会員ブログより更に詳しい暴露ネタは次期洗車マニュアルに記載となります。

 

なお、今回の詳しい内容に関しましては会員ブログ2023年2月22日の記事をご確認下さい。

本日上記22日の記事に追加文章を記載致しました。

 

それでは、やってはいけないメンテナンスその1を簡単にご紹介します。

 

 

 

【やってはいけない下地処理&メンテナンス!その1】

 

Q1メンテナンスに研磨剤入りのクリーナーを使用して良いですか?小傷や染みが気になるんです。

 

A1:10年落ち間違えた洗車間違えたケアをしてきた車であれば磨き傷を妥協して劣化被膜除去からの艶を表に出す場合であれば分からなくもありませんが基本的に絶対にNG案件と言えるほどお勧め出来ません。

 

そもそも小傷や染みの除去程度で毎回研磨剤入りのクリーナーをつかっていては髪の毛1本程度の厚みしかない塗装はあっと言う間にボロボロとなります。

塗装と言う材質には出来ることと出来ないことが明確に決まっておりますのでこれら科学の世界を無視した成れの果ては小汚い塗装その物となります。

微粒子研磨剤だから安心とはなりません。

 

後述致しますが通常、研磨剤配合のクリーナーを使うのであれば最低目安として、新車から5年以上経過した車等が対象となりおますので5年以内での使用の場合は1度しっかりと精査する必要が御座います。

ドアノブの小傷消し程度であればOKと言えますが。。。

 

また、小傷や艶感が気になるのであればSURFIXERをしっかり塗装面に塗り込んでみて下さい。

リスク無い範囲の上限値。

 

 

Q2研磨剤入りのクリーナーで下地処理をした後にコーティング剤を施工しようと思うのですがいいのでしょうか?

 

A2:繰り返しとなりますが塗装保護をしたいのであれば、そして美観を維持したいのであればNGです。

 

特に手磨きでは100%の確率で完璧な作業は出来ませんので仮に磨くのであれば可能な限り研磨機をご使用下さい。

 

なお、手磨きの限界に関しては下記過去のブログに記載が御座いますので手磨きを検討されているお客様がおられましたら是非ご一読下さい。

tktktaka.hatenadiary.org

 

 

Q3湿式施工なら研磨剤入りのクリーナーをつかっても大丈夫ですか?

 

A3:三度目の繰り返しとなりますがNGとなります。

 

手磨きによる研磨の場合、湿式施工の流動は基本的に関係御座いません。

 

必ず施工傷が入ることと合わせ、仮にデメリットを覚悟で劣化被膜を落とそうとしたのであれば逆に研磨効率を下げる結果になりますので軸がぶれて目的から遠のく確率が高くなります。

 

 

Q4どうしても小傷やシミができてしまうんですけど。。。

 

A4:大変恐れいります。

少々手厳しい言い方になってしまいますが、仮に新車から5年以内に研磨剤を使用して磨く必要が出る時点で全てが大きく間違っていると言わざる得ないのが正直なお話となります。

 

そもそも弊社システムをしっかり守って作業をしているのであれば5年で研磨剤を使用するようなことにはなりません。

 

研磨剤を使用しなくてはならないほとんどのパターンが正しい塗装の触り方を知らない。

 

闇雲に艶と撥水だけを求めた結果であることが大半となります。

 

1度メンテナンスプランを見直すことを強くお勧め致します。

 

 

Q5洗車時にフォームガンで車体全体を泡で包んで汚れを浮かせる方法はOKですか?

 

A5:NGとなります。

昨今、フォームガンが流行っておりますが、少なくとも私が調べた限り誤った使い方をされている方しか見つけることが出来ませんでした。

 

 

 

以上、2月22日の会員ブログを簡潔?にさせて頂きました。

 

なお、繰り返しとなりますが詳しい内容をご確認したい場合は会員ブログ側にてご一読頂ければ幸いで御座います。

 

 

 

<その他>

現在、他社メーカー品のオーバーコーティング剤の中で研磨剤配合と記載が無いにも関わらず研磨剤、若しくは研磨剤に準じている成分が入っていると思われる製品があり、一見すると研磨剤が入っているように見えないのですが艶感コントロールでこの研磨剤による傷が施工直後に見えにくくなっているトリックが隠されております。

 

と言うのもコーティング剤製作の上のセッティングデザインとして、各種【艶の見せ方を変える事が出来る】のですが、ガレージ内で見える場合の艶感、野外で見える場合の艶感、曇天で見える艶感、太陽光で見える艶感等のコントロールの中で、施工直後に残留成分によりこれら研磨剤による傷が一時的に見えにくくさせることが出来ます。

これらコーティング剤は施工直後に水をかけると撥水が弱く、水をかけ続けて余剰分が流れると撥水が強くなるパターンで多い。←セッティングで変わる為、あくまで数ある一例です。

 

DIYユーザーを相手に商売をしようとした場合、如何に誠実に商売をしているかを判断するには製品特性を見れば簡単に分かります。

 

これは次期洗車マニュアルに詳しく記載しますのでここでは詳しく書きませんが、塗り込みと磨きを混同させてしまうことで、【その艶がコーティング剤による艶なのか?それとも磨きで出た艶なのか?】これを誤魔化すことが出来ます。

 

知識あるDIYユーザー様であればこのトリックに気が付きますが、日常的に洗車を趣味にしていない方やまだカーディテイルに慣れていない方、SNS上の情報を安易に信じてしまう方にはこのトリックに気が付きません。

 

弊社としてはこの様な知識が無いままで作業を行い、塗装面を傷だらけにしてしまい、取り返しがつかなくなるユーザー様を少しでも減らす為に、GW前迄に新しいサービスを開始させて頂く予定となっております。

 

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